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トレーディングカードの歴史

カードゲームの歴史

トレーディングゲームの発祥

今や、トレーディングカードゲーム市場は1,000億円を突破して年々と規模を拡大していますがその発祥はどこなのでしょう?

トレーディングカードの発祥はアメリカとされています。 19世紀後半当時のタバコのパッケージ箱は薄く、中のタバコが売れ安かったために補強として入れた厚紙が入れられていましたが、その厚紙にイラストや広告文を入れたのが起源とされています。
やがてカード単体のコレクターが現れるほどの人気となり、世界中に広がり後のトレーディングカードブームにつながります。

そして、その後トレーディングカードの流通形態を利用してゲーム要素を加えたトレーディングカードゲームが誕生するのですが、 誕生は意外と最近で、1993年にアメリカの数学者リチャード・ガーフィールドがデザインし、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社から発売された『マジック:ザ・ギャザリング』とされています。
しかし、日本でもトレーディングカードにゲーム要素を加えた『機動戦士ガンダム』や『ドラゴンボール』を題材とした『カードダス』の存在は以前からありましたが、ルールもシンプルでゲームと呼べるほどのクオリティは無く、あくまでトレーディングカードとしての要素が強かったため、トレーディングカードゲームとの認識はされていません。

そして『マジック:ザ・ギャザリング』は誕生からそのゲーム性の高さから瞬く間に世界中で大ヒットとなり、その後、様々なメーカーがトレーディングカードゲームを開発して現在のトレーディングカードゲームブームにつながっています。

日本でのトレーディングカードゲームの流れ

1993年にアメリカで『マジック:ザ・ギャザリング』が発売されると、日本でも当時英語版しか存在してないにもかかわらずテーブルゲーム愛好家の中でブームが起きていました。
本格的なブームはそこから3年後の1996年に現在世界販売枚数ギネス2位にまでなった『ポケモンカードゲーム』の発売、そして『マジック:ザ・ギャザリング』の日本語版の発売、さらにこの年に、少年週刊ジャンプで現在世界販売枚数ギネス1位の『遊☆戯☆王』が連載を開始したことでトレーディングカードゲームが日本中に広がり現在のブームにつながります。

その後も、トレーディングカードゲームが売れると分かると、様々なメーカーがトレーディングカードゲーム業界に参入して、アニメや漫画やゲームをトレーディングカードゲームにする「キャラクターTCGブーム」の社会現象がおこり一般人にも広くトレーディングカードゲームの存在が知られます。

世界的にも、日本産のキャラクターTCGの人気は非常に高く、アメリカでは日本産の『ポケモンカードゲーム』と『遊戯王OCG』がアメリカで製作されている『マジック:ザ・ギャザリング』を売りあげて上回っていて、遊戯王OCGが世界で最も販売枚数の多いTCGとしてギネス・ワールド・レコーズより世界記録を認定されているなど日本のトレーディングカードゲームは世界中で人気があります。

現在でも日本のトレーディングカードゲームブームは続き毎年市場規模は大きくなり、2011年の段階で日本のトレーディングカードゲームの売上が1,000億円を超え、毎年新しいトレーディングカードゲームが発表されています。

アーケードトレーディングカードゲームの登場

1990年代後半の『マジック:ザ・ギャザリング』『ポケモンカードゲーム』『遊戯王OCG』によるトレーディングカードゲームブームの到来はゲームセンターに新しいゲームジャンルを確立させました。
それがトレーディングカードゲームとアーケードゲームが融合したアーケードトレーディングカードゲーム(ATCG)の登場です。
誕生は2002年にセガが発表した『WORLD CLUB Champion Football』が最初で、これは一般のTCGとは異なり、ゲームセンター等に置かれるゲーム筐体にカードの読み取り機能を付け、使用するカードを読み取ることによりゲームを行います。
アーケードトレーディングカードゲームのメリットは対戦のルール処理を自動化し、さらに映像・音声を付加してゲーム性をアップして、さらにオンライン通信対戦機能のある機種では、対戦相手を欠くこと無く日本中のゲームユーザーと大戦をすることができます。

『WORLD CLUB Champion Football』のヒットを皮切りに、他のメーカーもアーケードトレーディングカードゲーム業界に参入して、子供向けの『甲虫王者ムシキング』や、三国志好きの『三国志大戦』、ガンダム好きの『機動戦士ガンダム0079カードビルダー』、競馬好きの『HORSERIDERS』、戦国好きの『戦国大戦』など様々なタイトルが発表され、現在でもゲームセンターに無くてはならないジャンルにまで成長しています。

オンライントレーディングカードゲームの登場

オンライントレーディングカードゲーム OTCGとは、オンライン上では様々な種類とルールのカードを使ったゲームが存在していて一括りにはできないのですが、このサイトでは、オンライン上でコレクションしたカードを使用するゲームを広く総称しています。

一般的なオフラインでの対戦型のトレーディングカードゲームの枠にとらわれずに、シミュレーションRPG型やダンジョンを探索するRPG型や対人型や様々な種類があり、手軽にできるゲームが多いのでスマートフォンとも相性がよく、ソーシャルカードゲームとしてガチャ問題として近年社会問題になるほどの人気を誇っています。

現在も規模を広げているトレーディングカードゲーム業界

アメリカのタバコの補強厚紙から始まったトレーディングカードは、ゲーム要素を加えてトレーディングカードゲームになり、世界中で人気のゲームにまで昇華されましたが、今後カードゲーム業界はどうなるのでしょうか?
現在でも市場を広げているトレーディングカードゲーム業界ですが、一般人・老若男女すべてが遊んだことがあるかと言うとそうではありません。
プレイするのに初期投資がかかったり、強くなるのにお金がかかったり、ルールが複雑だったり様々な理由から、トレーディングカードゲームは限られた人間が遊んでいるという状況にすぎません。
今後もその状況は変わらないと思います。

しかし、近年登場したオンライントレーディングカードゲームの登場でその状況はかわるかもしれません、特にスマートフォンで基本料金無料でプレイできるカードゲームがリリースされてから、初期投資がかからずルールもアプリが処理してくれて日本中のユーザー達と簡単にプレイできるという理由から初心者でも気軽にカードゲームを楽しめるようになりました。
いい事ずくめの様ですが、強いカードを手に入れるためには課金をしなければいけないので、子供がネット上で過剰にお金を消費する事が社会問題になったりと問題がないわけでもありません。

オフラインでもオンラインでも楽しめる様になったカードゲームですが今後も収集家精神を満たし、友達と楽しめるカードゲームは沢山の人々に楽しまれていくんじゃないでしょうか。